強者たちの祭典、最強のリバーパドラーを讃える日

ULTRA T80とは多摩川上流青梅市御岳から東京湾羽田、激流からフラットウォーターまでバラエティに富んだ80kmをSUPで下るダウンリバーレース。T80のTは東京と東京のT、ロゴのハートマークは、”I Love 多摩川”のラブとこの長距離を漕ぎきる強いハートを表しています。

 ———————————————

レース開催の目的

東京都民の生活に欠かせない役割を果たしている多摩川、山で川が生まれ海に流れ着くまでのいわば「川の一生」をたどる80km。このレースを通して川というフィールド/資源に興味を持ってもらうことが目的の一つです。まずは興味を持つことが環境保護への第一歩。そして多摩川という素敵なフィールドを人と人、人と自然を繋ぐ遊び場、スポーツの場としてリバースポーツとともに安全に発展させて行きたい。そんな願いを込めてこのイベントを開催していきます。

また、近年脚光を浴びている新しいスポーツSUP、海や湖では徐々に浸透しつつありますが川ではようやく競技として産声をあげたばかり。このレースを通してリバーSUPの普及活動も行なって行きたいです。

 

スタート地点、東京都とは思えない大自然の中を流れる綺麗な多摩川

 

ULTRA T80が目指す目標

「たくさんの人がいろんな楽しみ方ができるレース」

2011年に初めて行った御岳ー羽田80kmダウンリバーはいつの間にかTeam CABBOの毎年恒例の行事となった。仲間と一緒に13〜16時間かけて川と一体となり海を目指す旅がこのレースの発端です。CABBOブランドテーマである旅、冒険、チャレンジ、フィールドクロスオーバー、ULTRA T80はこれらが一つになったようなイベント。

将来的には「リバーの東京マラソン」を目指します。

いろんな人がいろんな艇でいろんな楽しみ方ができるレース。

ファンランナーからアスリートまでが楽しめる東京マラソンのように、たくさんの人が川で楽しむことができるレースにしたい。

 ———————————————

短期、中期、長期計画

大会の安全な運営や他の河川利用者との共存などいろんな課題があると思いますが、まずは小さく初めて少しづつ成長させて行きたいと思います。

フェーズ1(短期)”エクストリーム”

最初の2〜3年は招待選手のみの「完全自己責任でのレース」というエクストリームな位置付け。この段階では正式には「愛好家が集まって行うタイム計測会」。

フェーズ2(中期)”アドベンチャー的なリバーレース”

初期の選手達の意見などをフィードバックさせ、レースとして正式に運営していく。チェックポイントを設け一般のリバーパドラーがエントリーできる体制を整える。

フェーズ3(長期)”みんなで楽しむリバーマラソン”

10年後には、リレー形式、下流のみ30kmの体験コースなどいろんなカテゴリーを設け、カヤックやカヌーなども参加可能なエクストリームパドラーから初心者までが楽しめるファミリーイベントに成長させていく。

 ——————————————–

 

このレースはBREAKEROUT(CABBOの親ブランド) の35周年を記念したイベントでもあります。BREAKEROUTがウェットスーツを作って来た歴史は日本のオーシャンスポーツの歴史と言っても過言ではない。そんな豊かな経験を生かし35年経った今も留まることを知らず、常に進化をするべく今後はリバーにも本格的に取り組んでいくという同ブランドの意思表明でもある。

 ———————————————

 

 

ULTRA T80実行委員長、藤村育三よりメッセージ

日本の首都、東京を横断し御岳山から東京湾まで流れる多摩川は上流、中流、下流と様々な表情をもちパドルスポーツを楽しむのに絶好な場所です。このレースを通じて少しでも多くの人にリバースポーツや川というフィールドの魅力を伝えていければと思っております。また釣り人やウェイクボード、、ジェットスキー、パドルスポーツなど川で楽しむ様々な人々が互いを尊重し共存していけるよう僕たちパドラーもマナーの啓蒙活動などを通して最大限の努力をして行きたいと思います。

日本一長いレースを作るにあたって、リサーチのため2017年8月アメリカ、ミズーリ川で行われた世界一長いリバーレース”Missouri American Water MR340″に参加して来ました。1000人以上のパドラーが550kmを制限時間88時間以内に漕ぐという非常にスケールの大きいものです。そこでは老若男女が様々な艇で色々な楽しみ方をしていましたが共通していることは一つ、レースが終わったらミズーリ川が大好きになっているということです。それまで「ミズーリ川は危ない、汚い」と思い込んで無関心だった市民がこのレースをきっかけに川に愛着を持ち環境問題にも敏感になってきたようです。ウルトラT80の理想をここに見ました。

10年後の目標「みんなで楽しめるリバーマラソン大会」を目指して皆さんと一緒にこのイベントを育てていければと思っています。

ULTRA T80の趣旨に賛同しサポートしていただいている方々に心から感謝いたします。